タピオカはスーパーのどこの売場にある？業務スーパーの冷凍タピオカも紹介！

「タピオカはオシャレなカフェなど、外で飲むものであって、自宅で楽しめるものではない。」そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、近年のタピオカブーム再燃の影響から、現在はスーパーなどでタピオカを取り扱っているお店も多数あるのです。

自宅でも気軽にタピオカデザートが楽しめたら最高ですよね。ホームパーティーなどでタピオカドリンクを出せたら、訪れた方にも喜んでもらえるのではないでしょうか。

市販のタピオカはどこで買えるのか、次から説明していきましょう。

かつては、普通のスーパーでタピオカを購入するなど、考えも及ばなかったことと思います。しかし、近年ではそのブームの影響から、普通のスーパーでもタピオカが手に入るようになってきました。

特に業務スーパーでは、普通のスーパーではあまり見かけないような、珍しい食材も陳列されています。業務スーパーには、大手スーパーやコンビニチェーンにはない大容量の食材が数多く陳列されています。貿易によって世界中から高品質な商品を直接輸入しているため、割安に販売できるというのが業務スーパーのからくりです。

そのためタピオカも、業務スーパーだと様々な種類から選ぶことができ、割安に手に入る可能性があります。その品揃えも、普通のスーパーと比較すると豊富であると言えます。ＳＮＳなどでも取り上げられている人気商品は、品薄になり販売されていない店舗も多いようです。見つけたときは即購入することをオススメします。

スーパー以外でタピオカを購入できるお店としては、どのようなところが思い浮かびますか？次からは、スーパー以外でタピオカが手に入るお店をいくつか挙げていきましょう。

輸入食品を扱うお店では、海外の珍しい食材や缶詰などを販売しています。タピオカの原料である「キャッサバ」は、イモの一種で、主に南米などの熱帯地域で生産されています。そのため、市販のタピオカは国産ではなく輸入商品が多いです。

輸入食品を数多く取り扱うお店では、タピオカを販売していることが多いです。豊富な品揃えで有名な「KALDI(カルディ)」や「JUPITER(ジュピター)」などが、そのひとつです。このようなお店では、ブームになっている海外食品が数多く陳列されているため、タピオカを取り扱っている可能性も高いです。

製菓食材専門店では、タピオカの種類も豊富に取り揃えがあります。輸入食品を扱うお店で自身が求めているようなタピオカを見つけられなかった場合は、ぜひ製菓食材専門店にも足を運んでみて下さい。

話は戻って、それではスーパーへタピオカを探しに行く場合、どこの売場に置いてあるのかを把握しておく必要があります。ここからは、スーパーの中でタピオカが陳列されている可能性が高い売場を、順に挙げていきましょう。

広いスーパーの中でタピオカを探すときは、まず最初に中華食材コーナーからのぞいてみて下さい。タピオカは近年ブームになっているため、スーパーの中でも、入口付近など目立つところに置いてあることもありえます。

しかし、中国や台湾などで好まれている食材なので、中華食材コーナーに陳列されている可能性が非常に高いのです。まずは中華食材コーナーから探すことをオススメします。

最も可能性の高い中華食材コーナーに陳列されていない場合は、乾物コーナーに行ってみて下さい。タピオカは茹でるとおなじみのもっちりとしたツヤのある粒になりますが、茹でる前は「タピオカパール」という乾物なのです。そのため、乾物コーナーに分類されることも大いにあり得ます。

タピオカはドリンクとしてのみならず、パフェやケーキなどのデザートの材料として使われることもあります。そのため、中華食材コーナーや乾物コーナーに陳列されていない場合は、製菓コーナーに置かれていることもあるので、合わせて覗いてみましょう。

ここからは、業務スーパーで買えるオススメのタピオカをご紹介していきます。お家でのタピオカデビューに、ぜひ参考にしてみて下さい。

業務スーパーで買えるタピオカ商品の中で、最も人気があるのが「冷凍タイプのタピオカミルクティー」でしょう。こちらは湯せん解凍し、牛乳と氷を混ぜ合わせるだけで、簡単に自宅でタピオカミルクティーが作れる商品です。

その気軽さと美味しさ、コスパの良さからＳＮＳ上で大きな話題を呼び、以来品薄を頻出させている大人気商品です。一度メーカーの事情で販売停止となりましたが、2019年12月に再販＆値下げとなり、改めて人気を博しています。

業務スーパーでこちらの商品を見つけたらチャンスですので、気になった方は買い逃さないようにしましょう。

続いては乾燥タイプのインスタントタピオカです。

乾燥タピオカの戻し方は、使いたい分量を袋から取り出し、沸騰したお湯に入れ30分ほど茹でます。沸騰する前に投入してしまうと、鍋底にタピオカが溶けてくっついてしまうので、必ず沸騰してから投入するようにしましょう。

その後、蓋をしたまま火を止めて、余熱でゆっくりタピオカの中心まで柔らかくします。保温した後のタピオカは、ザルにあげて優しく混ぜながら流水にさらします。その後よく水気を切ってください。保温途中で蓋を開けてしまうと、お湯の温度が下がってしまうので、必ず蓋をしたまま保温するようにして下さい。

茹でたタピオカはドリンクとしてはもちろん、パフェやケーキなど手作りスイーツのトッピングとしても活用できます。茹で上げるのに時間がかかるので、ある程度まとめて茹でたら食べやすく小分けにしてラップにのせ、砂糖を少々まぶしラップで包みます。ジップロックなどの冷凍用保存袋に入れてしっかり密封し、冷凍庫で保存すれば2週間ほどは保存可能です。

茹でた後は時間がたつにつれてどんどん固くなり、食感が悪くなってしまうので、使いきれなかった場合はすぐに冷凍しておきましょう。解凍する際は、600Wの電子レンジで30秒加熱してほぐせば、すぐに使えます。

ここまでは、タピオカを取り扱っているお店について説明してきました。続いては、市販で手に入れたタピオカを使った「タピオカレシピ」をご紹介していきます。

どれも簡単に作れて、お子さまでも手軽に挑戦できるレシピなので、ぜひ試してみて下さい。

タピオカデザートの定番と言えば、タピオカミルクティーです。

作り方はとっても簡単です。タピオカは市販の冷凍タピオカを30秒ほど茹でて、下準備しておきます。茹で加減はお好みで調整してください。分量もお好みですが、1人前だとだいたい15ｇほど用意しておくと良いでしょう。ミルクティーは、市販のものを準備して、出来上がったタピオカを投入するだけでも十分です。

ミルクティーを自分で手作りする場合は、1杯分で紅茶ティーバッグ2パック、熱湯75ml、牛乳100ml、必要に応じて氷をご準備下さい。ボウルに紅茶、熱湯を注ぎ、そのまま3分ほど蒸らします。その後グラスに茹で上がったタピオカと氷、牛乳を注ぎ、蒸らした紅茶を投入して完成です。

タピオカ×レモンティーも、美味しいタピオカドリンクの定番です。タピオカの準備は、先にも説明した要領でご準備下さい。レモンティーも市販のものでも良いですし、手作りしても良いです。

ホットレモンティーを手作りする場合は、紅茶ティーバッグ1パック、熱湯250ml、はちみつ大さじ2杯、レモン汁大さじ1杯をご準備下さい。お湯を沸かして紅茶のティーバッグを投入して紅茶を作ります。続いてはちみつを溶かし入れ、レモン汁を入れれば完成です。甘いものが苦手な方は、はちみつは入れなくても十分美味しいですよ。

タピオカドリンクは冷たいものが多いので、ホットドリンクで楽しめるのは新鮮ではないでしょうか。

夏のご家庭ドリンクとして定番のカルピスも、実はタピオカと一緒に楽しむことができます。これまでと同様にタピオカを準備し、カルピスはお好みのお味のものをご準備下さい。希釈タイプのカルピスをお好みの濃さに薄めて、あとは出来上がったタピオカを投入すれば完成です。あっという間に、夏にピッタリなタピオカ×カルピスの完成です。

香り豊かなフルーツティーとも、タピオカは相性ピッタリです。こちらもタピオカは今まで通りの容量で下準備しておきます。フルーツティーは市販でも手作りでもどちらでも構いません。

手作りする場合は、お好みの果物（いちご、キウイ、オレンジ、レモンなど）、紅茶ティーバッグ1パック、冷水250mlをご準備下さい。果物は1㎝角に刻んでおきます。容器に刻んだ果物、冷水、紅茶ティーバッグを入れ、色がでるまで抽出し、軽く混ぜ合わせたら完成です。果肉とタピオカのどちらの食感も楽しめる、香り高いドリンクです。

タピオカは、ミルクコーヒーと合わせても美味しい飲み物になります。

コーヒーは、夏はアイス、冬はホットでお楽しみください。ミルクを合わせると、まろやかな口当たりとなります。ミルクの分量は、お好みで調整して下さい。

コーヒー豆からコーヒーを作ることができればもちろん良いのですが、自宅で気軽に楽しむには、ドリップ式のコーヒーが便利でオススメです。

お湯は沸騰した熱湯だと苦みを強める原因になるため、90℃前後のお湯を用いましょう。コーヒー粉にお湯を注ぐときは、２回にわけて注ぎます。1回目は蒸らしのため、2回目はコーヒーの成分を抽出するためです。もちろん、ペットボトルで売られている市販のコーヒーを用いても、気軽に作れるのでアリですよ。

タピオカドリンクは甘いものが多いイメージですが、甘さ控えめのスッキリした味わいのドリンクにもなり得るのです。ウーロン茶との組み合わせは、男性でも飲みやすいタピオカドリンクになります。

作り方は簡単で、レシピというほど大層なものではありません。茹で上げたタピオカを、市販のウーロン茶に投入するだけです！インスタントタピオカが家にあれば、いつでも気軽に作れるドリンクです。

市販されているタピオカは、おおざっぱに分類すると乾燥タピオカと冷凍タピオカに分けられます。乾燥タピオカと冷凍タピオカの一番の違いは、その戻し方の手軽差にあります。

乾燥タピオカは、沸騰したお湯で30分ほど茹で、その後余熱でさらに30分ほどかけて芯まで火を通して戻すので、準備に時間がかかります。しかし、冷凍タピオカは30秒ほど熱湯にくぐらせればプルプルなタピオカに戻せるものが多く、思い立った時にすぐ準備することができます。2人分など、1度に使う分量が少ないときは、冷凍タピオカの方が利便性が高いでしょう。

しかし、乾燥タピオカは賞味期限が1年ほどと、長期保存できる点が特徴です。

今までは、「タピオカドリンクを飲みたい！」と思ったときは、「外出してオシャレなカフェに飲みに行くしかない」と思っていた方も多かったかもしれません。しかし、今やスーパーなどで気軽にタピオカを手に入れることができるのです。

そのため、「今日は一日家で過ごしたい」という方でも、自宅で気軽に手作りすることができますよ。店舗で飲むより遥かにコストを抑えられるのも魅力的な点です。いくつかレシピも挙げたので、気になるものからぜひ作ってみて下さい。