土偶「縄文のビーナス」は長野の国宝!縄文土器の聖地や見どころを紹介

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長野県に展示されえている国宝指定された土偶「縄文のビーナス」について詳しくご紹介します。土偶のビーナスの基本的な情報や特徴はもちろん、展示されている博物館や、長野県と縄文時代の接点や、他のおすすめの博物館などについても詳しくご紹介します。

土偶「縄文のビーナス」は長野の国宝!縄文土器の聖地や見どころを紹介

目次

  1. 土偶「縄文のビーナス」について紹介!
  2. 縄文のビーナスってどんな土偶?  
  3. 長野県は縄文土器の宝庫!  
  4. 縄文のビーナスの特徴  
  5. 縄文のビーナスが鑑賞できる「茅野市尖石縄文考古館」を紹介!  
  6. 茅野市尖石縄文考古館周辺のおすすめ博物館も紹介!  
  7. 国宝土偶の縄文のビーナスを見に行こう!

土偶「縄文のビーナス」について紹介!

世界の歴史ある出土品
GregMontani

長野県の茅野市で発見され を集めた土偶の「縄文ビーナス」について詳しくご紹介します。

縄文ビーナスはどんな土偶なのか?発見された長野県と縄文ビーナスの関係は?縄文ビーナスの特徴はもちろん、縄文ビーナスが話題になり注目される理由などを詳しくご紹介します。

また、縄文ビーナスを見ることが出来る長野県茅野市にある博物館についても詳しくご紹介します。

縄文のビーナスってどんな土偶?  

ひまわりのような顔をした土偶
na0905

まず最初に、話題を集めている土偶「縄文ビーナス」について詳しくご紹介します。

縄文ビーナスが発見された場所屋、どうして有名になったのか?縄文ビーナスについてご紹介します。

長野県茅野市で発見された土偶  

歴史がある高床式住居
japanese_craft_construction

縄文ビーナスと話題になっている縄文時代の土偶は、長野県茅野市で出土された土偶です。

縄文ビーナスが出土されたのは、長野県の茅野市にある工業団地の造成に伴って、昭和61年(1986年)に発掘された茅野市最大級の遺跡・棚畑遺跡です。

この遺跡からは江戸時代から縄文時代前期までの遺跡が見つかっており、その中の一つとして出土されたのが縄文のビーナスです。

初めて国宝認定された有名な縄文土偶

綺麗な縄文土器の器
G4GTi

長野県茅野市で出土された縄文のビーナスは、縄文時代の遺跡から出土されたものの中で初めて国宝認定された有名な縄文土器です。

縄文のビーナスは、八ヶ岳山麓の土偶の特徴と造形美を併せ持っていて、とても美しい土偶でありながら、縄文時代の精神文化を伝えられる学術資料として認められたことが国宝に指定される事になったとされています。

長野県は縄文土器の宝庫!  

歴史がありそうな縄文土器
G4GTi

国宝に指定された縄文ビーナスが出土した長野県についてご紹介しましょう。

なぜ長野県で縄文のビーナスが出土されたのか?長野県と縄文時代について何が関係しているのかなどを詳しくご紹介します。

15

多くの遺跡と博物館が点在  

海外の歴史がありそうな遺跡
enriquelopezgarre

長野県が縄文時代に作られた縄文土器の宝庫といわれているのは、長野県は多くの遺跡がある場所だからという点です。

長野県には多くの遺跡があり、長野県茅野市にある縄文のビーナスを出土した茅野市最大級の棚畑遺跡をはじめ、 長野県の諏訪市にある尖石(とんがりいし)遺跡など、多くの有名な遺跡が多くあり、遺跡銀座といったネーミングがついた場所もあるほど遺跡が多いエリアになっています。

また、遺跡が多いのと同じく遺跡から出土された土器や土偶、石器などを展示する博物館なども多く点在しており、歴史が好きな方や縄文時代が好きな方、遺跡が好きな方にはたまらないスポットとして知られており、縄文土器の宝庫とさえも呼ばれるエリアになっています。

縄文文化が栄えた場所の一つ

縄文時代の住居を再現した場所
thedailyenglishshow

また、長野県は縄文文化が栄えた場所の一つとしても有名なスポットになっています。

縄文時代の首都は長野県だったのではないか?といわれており、縄文時代には日本の総人口の約20パーセントが住んでいたといわれています。

20パーセントの人口がすむ長野県は、日本の中心であった可能性が高く、多くの縄文時代の遺跡があり、いろいろなものが出土されていると考えられています。

石器を作るのに欠かせなかった黒耀石が多く採れる点などから考えても、信ぴょう性は高く、縄文時代栄えていた場所として考えられています。 

縄文のビーナスの特徴  

パソコンにできたポイントボタン
Got Credit

次に、長野県茅野市で出土された縄文ビーナスについてご紹介します。

国宝に指定されている縄文ビーナスの全長や重さなどの大きさや、縄文ビーナスの見た目の特徴、質感などについて詳しくご紹介します。

縄文のビーナスの全長と重さ  

博物館に展示された様々な種類の土器
nyanchew

国宝指定の縄文ビーナスは、全長27センチメートル・重さが2.14キログラムある大きさの土偶です。

ふくよかな体のラインが特徴

いちから作る土器
sebadelval

縄文ビーナスのもっとも大きな特徴といわれているのが、ふくよかな体のラインです。

縄文ビーナスは、おなかとおしりが大きく張り出したようなデザインをしており、ふくよかな女性をイメージした土偶になっています。

ふくよかなデザインは女性の妊娠中をモチーフにしたのではないか?といわれています。

また、八ヶ岳山麓の縄文時代中期の土偶特融の顔のデザインといわれており、切れ長の釣り目屋、とがった鼻に空いた小さな穴、小さなおちょぼ口の顔で、イヤリングも施された土偶になっています。

雲母が混ざったキラキラの質感にも注目!

歴史ある土器のイラストデザイン
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縄文ビーナスの特徴のもう一つが、雲母が混ざっているキラキラな質感です。

丁寧に作られた縄文のビーナスは、表面に光沢があり、よく磨かれて作られたといった事がわかります。そして、土偶を作った粘土に雲母(珪酸塩鉱物)が含まれていて、金色に輝いているきれいな質感を見ることが出来る美しい縄文時代の土偶になっています。

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縄文のビーナスが鑑賞できる「茅野市尖石縄文考古館」を紹介!  

綺麗で壮大な絵画が飾られた博物館
Hermann

次に、国宝にも指定されている美しい土偶「縄文のビーナス」を鑑賞することが出来る場所について詳しくご紹介します。

縄文のビーナスが鑑賞できるのはもちろん、同じく国宝の仮面の女神を見られる人気の有名博物館をご紹介します。

尖石遺跡の史跡内にある縄文土器の聖地  

たくさんの綺麗な白色の土器
Hans

国宝の縄文のビーナスを見ることが出来るスポットが、「茅野市尖石縄文考古館」です。

茅野市尖石縄文考古館は、縄文土器の宝庫と呼ばれている縄文土器好きにはたまらない人気の博物館です。

茅野市尖石縄文考古館は、尖石遺跡の史跡内にある考古館で、数多くの縄文時代の土器や石器などが出土されている遺跡にあるので、数多くの縄文土器などが展示されており、いろいろな縄文土器を鑑賞することが可能です。

茅野市尖石縄文考古館の近くの史跡公園には尖石があり、高さ一メートル程度の石は、縄文人が石器を研いだ石とも呼ばれている歴史を感じられる石を鑑賞することが可能です。

また、竪穴式住居なども復元されており、縄文時代を存分に感じることが出来るおすすめスポットとなっています。

茅野市尖石縄文考古館には、縄文のビーナス・仮面の女神のほかに、ヒスイ製の垂れ飾りや、深鉢形土器、双口土器、吊手土器などが展示されています。

国宝「仮面の女神」も見られる人気スポット  

可愛いイラストが描かれた土器
ducken99

茅野市尖石縄文考古館で鑑賞されているもう一つの国宝が、「仮面の女神」です。

仮面の女神は、中ッ原遺跡から出土した土偶で、全長34センチ・重さ2.7キロと、縄文のビーナスよりも少し大きめの土偶です。

縄文のビーナスとは違い、仮面をつけたような顔のデザインになっていて、仮面土偶とも呼ばれている種類の土偶です。

仮面の女神は、平成12年に出土された土偶で、国宝には平成26年に指定されています。4000年前の縄文時代後期前半に作られた土偶とされており、謎が多く現在も研究が進められている国宝の土偶です。

茅野市尖石縄文考古館の基本情報

海外にあるスケールの大きい博物館
PublicCo

縄文のビーナス・仮面の女神の国宝を鑑賞することが出来る、茅野市尖石縄文考古館の基本情報についてご紹介します。

茅野市尖石縄文考古館は、博物館として縄文時代の土器や石器などを鑑賞できるウノはもちろん、縄文体験講座などもあり、縄文時代を存分に学べるスポットになっています。

常設展示のほかに企画展示などもあるので、行く度に楽しめるスポットとしても人気を集めているおすすめスポットです。

喫茶コーナーやミュージアムショップなどもあり、お茶をしながらケーキなどを楽しめたり、土偶のレプリカなどを購入できるお土産にも最適なスポットです。

住所

〒391-0213 長野県茅野市豊平4734−132

電話番号

0266-76-2270

営業時間・休業日

9:00~17:00

※入館最終受付は16:30

休館日:月曜日(休日の場合は除く)・年末年始(12/29~1/3)

祝日の翌日(祝日の翌日が休日や土・日の場合は除く)

※臨時休館などの場合もあるため、公式URLを要確認

アクセス

中央自動車道「諏訪IC」から車で約25分

中央自動車道「諏訪南IC」から車で約35分

料金

大人:500円

高校生:200円

小中学生:150円

※無料入館できる制度があり(高校生で茅野市在住・在学など)

公式HPで要確認

駐車場の有無

あり

公式URL

https://www.city.chino.lg.jp/site/togariishi/

茅野市尖石縄文考古館周辺のおすすめ博物館も紹介!  

いろいろなオブジェが飾られている博物館
Kentaro Ohno

茅野市尖石縄文考古館周辺にある、おすすめな博物館もご紹介します!

石器の素材や、黒曜石の産地として知られていて、いろいろな体験が出来る人気のミュージアムや、縄文時代の文化を学ぶことが出来る考古館の2つのスポットをご紹介します。 

石器の素材・黒耀石の産地「黒耀石体験ミュージアム」

茅野市尖石縄文考古館周辺のおすすめ博物館も紹介! 1つ目にご紹介するのが、「黒耀石体験ミュージアム」です。

黒耀石体験ミュージアムは、星のようなキラキラした美しい黒耀石の原産地で、ふるさとと呼ばれている国からも指定されている史跡の黒耀石原産地の鷹山遺跡群・星糞峠黒耀石鉱山地がある地のミュージアムです。

黒耀石は加工しやすい石で、三万年という長い間石器の材料として使用されている石です。そんな永井歴史のある黒耀石原産地・鷹山の歴史を学ぶことが出来る展示がされたミュージアムや、黒耀石の展示、黒耀石の歴史など様々な展示で黒耀石を楽しめるミュージアムです。

黒耀石体験ミュージアムの名前の通り、石器づくりや勾玉づくりなどを体験することもできる施設でもあり、入館料プラス自身が体験したいメニューのプラス料金で、勾玉やペンダントを作る体験が出来るお子様からも人気のミュージアムです。

住所

〒386-0601 長野県小県郡長和町大門3670−3

電話番号

0268-41-8050

営業時間・休業日

9:00~16:30

※体験メニュー最終受付は15:00/入館最終受付は16:00

休館日:月曜日(祝祭日・振替休日は翌日)・年末年始

アクセス

中部横断自動車道道「佐久南IC」から約48キロメートル

上信越自動車道「佐久IC」から約44キロメートル

中央自動車道「諏訪IC」から約30キロメートル

料金

入館料

大人:300円

子ども:100円

体験料金:300円~(所要時間30分から)

※団体割引や障がい者割引などあり

駐車場の有無

あり

公式URL

http://www.hoshikuso.jp/

縄文時代の文化を学べる「井戸尻考古館」

茅野市尖石縄文考古館周辺のおすすめ博物館も紹介! 2つ目にご紹介するのが、「井戸尻考古館」です。

井戸尻考古館は、日本を代表する縄文土器の遺跡と呼ばれている、井戸尻遺跡から出土された貴重な土器や石器、縄文時代を再現したような住居や食べ物などを展示している考古館です。

住所

〒399-0101 長野県諏訪郡富士見町境7053

電話番号

0266-64-2044

営業時間・休業日

9:00~17:00

休館日:月曜日・祝日の翌日・年末年始

祝日は開館

※詳しい開館予定日は公式HPのカレンダーで要確認

アクセス

JR中央本線「信濃境駅」から徒歩15分

中央自動車道「小渕沢IC」から車で約15分

料金

大人(高校生以上):300円(団体は240円)

小人(小・中学生):150円(団体は120円)

駐車場の有無

あり(40台)

公式URL

https://userweb.alles.or.jp/fujimi/idojiri.html

国宝土偶の縄文のビーナスを見に行こう!

昔の土器
JamesDeMers

長野県には、国宝に指定されている土偶の縄文のビーナスが展示されている博物館があり、縄文時代を体感することが出来るスポットとして人気を集めています。

縄文時代に興味がある方はもちろん、長野県に観光にいった方も一度縄文のビーナスを鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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