「青うなぎ」は幻のウナギ!価格や岡山・東京のおすすめ店などを紹介
「青うなぎ」というキーワードを聞いたことがあるでしょうか。「青うなぎ」とは、うなぎの一種のことですが普通のうなぎと何が違うのでしょうか。今回は幻の絶品グルメといわれている「青うなぎ」の秘密や、「青うなぎ」を食べられるお店をご紹介します。
目次
幻の絶品グルメ!青うなぎを食べたい!
幻の絶品グルメといわれる「青うなぎ」をご存知でしょうか。なぜ「幻のグルメ」といわれているのか、「青うなぎ」とは何なのか、秘密のベールを紐解いていきましょう。
また、そんな幻のグルメ・青うなぎを実際に味わうことができるお店も紹介していきます。うなぎファンは必見の情報が満載ですので、最後までご覧ください。
青うなぎとは?
そもそも、青うなぎとはどんなものなのでしょうか。普段食べているうなぎと何か違いがあるのでしょうか。また、幻といわれる所以についても知りたいですよね。青うなぎの秘密について詳しく見ていきましょう。
幻と言われる最高級のうなぎ
青うなぎは、江戸時代から最高級のうなぎとして知られていました。最高級といわれる理由はいくつかありますが、主にその希少性と味覚に理由があるといわれています。
うなぎは泥臭い・食感が好きじゃないという人でも、青うなぎを食べるとあまりの美味しさに好きになってしまうそうです。
幻のうなぎ、青うなぎについて詳しく見ていきましょう
青うなぎの名産地は岡山
青うなぎの主な産地は、岡山県の児島湾から吉井川・旭川周辺の青江地区といわれています。青江地区の水域は水が綺麗なため、こちらでとれる青うなぎは一般的なうなぎにみられる泥臭さがありません。
ここで育つすべてのうなぎが青うなぎになるわけではないため、その希少価値と美味しさから「幻の青うなぎ」と呼ばれています。幻の青うなぎについて見ていきましょう。
青うなぎの旬の時期
天然のうなぎは一般的に秋から冬にかけて、10月~12月が旬といわれています。これは、うなぎも冬眠の習性があるといわれているためで、冬眠前に栄養を蓄え、脂がのり美味しくなると考えられています。
うなぎといえば夏のイメージが強いですが、実際は秋から冬ということです。青うなぎについても、天然うなぎの旬と同様に考えてよいでしょう。
青うなぎの特徴
では、青うなぎにはどのような特徴があるのでしょうか。青うなぎと呼ばれる理由も気になります。1つずつみていきましょう。
青うなぎの味
青うなぎは、普通のうなぎと比べ身がふっくらとしていて柔らかく、上質な脂がのっていてまるで溶けていくような食感といわれています。味も非常に濃厚で、これがうなぎの味?と驚く人も多いです。
青うなぎと呼ばれる理由
青うなぎが他のうなぎと区別して呼ばれるようになった理由には諸説あり、そのうちの1つに見た目が青いからついたという説があります。一般的なうなぎは黒いですが、青うなぎは背が深い緑色をしていて、お腹は真っ白です。確かに青く見えます。
もう1つは、青うなぎの原産地である青江地区の「青」を取ったなどの説がありますが、はっきりとしたものはないようです。
青うなぎの価格
最高級のうなぎとして知られている青うなぎですが、価格はどのくらいなのでしょうか。青うなぎの産地である岡山県を参考にしてみると、一般的な養殖の国産うなぎのうな重が2,000円~3,000円程度だとすると、青うなぎのうな重は5,000円程度といわれています。
本場岡山で青うなぎが食べられるおすすめ店
では、青うなぎの本場・岡山県で美味しい青うなぎを食べるためにはどこに行けばいいのでしょうか。岡山県で青うなぎを提供しているおすすめの人気うなぎ店を紹介します。
天然青うなぎの名店「うじょう亭」
天然の青うなぎが食べられる店として幅広く知られているのが「うじょう亭」です。当然ですが、天然のうなぎはその日によって仕入れが異なります。無事予約を取れてもその日にうなぎが採れなければ天然の青うなぎにありつくことはできません。
しかし安心してください。こちらでは養殖のうなぎもいただくことが可能なので、せっかく予約をしたのにうなぎを食べられなかったという心配はありません。
住所 | 岡山県岡山市北区内山下1-8-18 |
電話番号 | 086-234-1139 |
営業時間・休業日 | [月~金] 11:30~13:30(オーダーストップ 13:00) ※昼のみ季節限定5~10月 17:00~24:00(オーダーストップ 23:30) [土・日・祝] 12:00~13:30(オーダーストップ 13:00) 17:00~24:00(オーダーストップ 23:00) 定休日:日曜 |
平均予算 | 5,000円~5,999円 |
駐車場の有無 | 無 |
アクセス | 県庁通り駅から202m |
公式URL |
予約困難な幻の名店「すし処 ひさ田」
岡山のレジェンドと呼ばれる寿司店「すし処 ひさ田」は、週に3日だけ開店している予約困難店です。瀬戸内海の恵みをふんだんに盛り込んだ創作寿司を味わうことができます。
青うなぎは、白焼でいただくこともできます。こちらは現在新規のお客を受け付けておらず、以前からのお客しか予約を受け付けていないそうです。
住所 | 岡山県赤磐市桜が岡西9-1-4 |
電話番号 | 記載なし |
営業時間・休業日 | [金曜のみ] ディナー:19:00~21:30 [土・日] ランチ:13:00~15:00 ディナー:19:00~21:30 完全予約制 不定休 |
平均予算 | 20,000円~29,999円 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | JR山陽本線「瀬戸」駅より車で15~20分 |
公式URL |
うな重が人気「うなぎ料理 くりはら」
子供から老人まで幅広く地元で愛される「うなぎ料理 くりはら」は、厚みのある質の良いうなぎが評判です。また、タレが甘すぎず食べやすいと高い評価を得ています。タレが多めのうな丼がお好みの方におすすめです。
住所 | 岡山県岡山市南区曽根504 |
電話番号 | 086-298-2428 |
営業時間・休業日 | ランチ:11:00~14:30(ラストオーダー 14:00) ディナー:17:00~21:00(ラストオーダー 20:30) 定休日:水曜 |
平均予算 | 3,000円~3,999円 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | 「茶屋街駅」から2,068m |
公式URL |
東京で青うなぎが食べられるおすすめ店
東京でもおいしい青うなぎを食べることができます。どれも人気店ばかりですので、予約方法などを事前にチェックすることをおすすめします。
老舗うなぎ店「かぶと」
東京・池袋で本格的な青うなぎを堪能できる「老舗うなぎ店 かぶと」は、席数わずか12席の予約困難店です。予約は公式ホームページからのインターネット予約のみ受け付けています。
運が良ければ、天然の鰻と養殖の鰻を食べ比べることもできるようです。白焼きにしてそれぞれの個性を味わえば、鰻に対する理解が深まるかもしれません。
住所 | 東京都豊島区池袋2-53-2 池袋ESビル1階 |
電話番号 | 03-3983-8608 |
営業時間・休業日 | 予約による2部制 ①17:00~ ②19:45~ 定休日:日・祝・木曜 |
平均予算 | ランチ:10,000円~14,999円 ディナー:15,000円~19,000円 |
駐車場の有無 | 無 |
アクセス | 「池袋駅」西口を出て劇場通りを川越方面に進み郵便局を目指す 最初の道を左折しすぐ右手 「池袋駅」から464m |
公式URL |
関東風・関西風が選べる「八べえ」
養殖鰻・江戸前天然鰻・ブランド養殖鰻・青鰻など様々なニホンウナギを楽しめるのが、亀戸天神門前に店を構える「八べえ」です。うなぎ出汁100%のうなぎラーメンなど、レアリティの高いメニューも存在します。
こちらの最大の特徴は、白焼きにした鰻を蒸す「江戸前鰻」と、蒸さずに焼いてパリッとした香ばしさを楽しめる「関西風」の両方を楽しめることです。
住所 | 東京都江東区亀戸3-2-8 宮川ビル1階 亀戸天神参道 |
電話番号 | 03-3682-7327 |
営業時間・休業日 | [火曜~土曜] ランチ:11:30~15:00 ディナー:17:00~21:00(ラストオーダー 20:30) [日曜・祝日] 11:30~21:00(ラストオーダー 20:30) 定休日:月曜 |
平均予算 | ランチ:3,000円~3,999円 ディナー:6,000円~7,999円 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | 総武中央線「亀戸駅」徒歩11分 「錦糸町駅」徒歩14分 「亀戸駅」から741m |
公式URL |
町田にある穴場店「町田 うなぎ流木」
身の大きい青鰻を食べられる店が「町田 うなぎ流木」です。こちらでは、江戸焼き・関西焼きを一緒に楽しめる「二鰻羽織重」というユニークでスペシャルなメニューを味わうことができます。
清潔感のあるおしゃれな空間で美味しいワインをお供に鰻を味わってみませんか?
住所 | 東京都町田市根岸町1008-20 リリーハイツ1階 |
電話番号 | 050-5595-2970 |
営業時間・休業日 | 11:00~21:00(ラストオーダー 20:00) ※うなぎが売り切れ次第終了 定休日:月曜 ※その他5月・夏季・年末年始休業あり |
平均予算 | 6,000円~7,999円 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | JR横浜線「淵野辺駅」徒歩20分・車で3分 「淵野辺駅」から1,559m |
公式URL |
【番外編】話題の箱根のうなぎ屋さんを紹介!
神奈川県の緑豊かな温泉地・箱根にも青うなぎを食べられるおすすめの人気店が存在します。ゆったり温泉につかって滋養の高い青うなぎを食べる旅行なんて素敵ですね。詳しい情報をみていきましょう。
ミシュランガイド掲載店「うなぎ亭 友栄」
小田原でうなぎを食べるならここ、と太鼓判を押されているのが「うなぎ亭 友栄」です。生簀では敷地内の地下100メートルからくみ上げた箱根湧水を使用し、青うなぎを活かしています。
1978年創業ですが2014年にリニューアルされており、落ち着いた雰囲気の店内で大きな青うなぎを味わうことができます。
うなぎ亭 友栄の詳細情報
自然豊かな箱根登山鉄道「風祭駅」から歩いて6分ほどの場所に「うなぎ亭 友栄」はあります。東海道沿いで車でのアクセスも良好です。
おすすめの青うなぎの鰻重は甘みのあるタレが絶品で、ふっくらとした青うなぎの柔らかな食感とマッチしています。席の予約はできませんが、電話でうなぎの取り置きが可能です。
住所 | 神奈川県小田原市風祭122 |
電話番号 | 0465-23-1011 |
営業時間・休業日 | 10:00~17:00 ※なくなり次第終了 定休日:木曜・金曜 |
平均予算 | ランチ:5,000円~5,999円 ディナー:6,000円~7,999円 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | 箱根登山鉄道「風祭駅」徒歩7分 箱根登山鉄道「入生田駅」徒歩10分 「風祭駅」から442m |
公式URL |
幻の青うなぎを食べに行こう!
幻の青うなぎについて、その秘密を紐解いてきました。青うなぎはその希少性から幻といわれていますが、青うなぎを食べられるおすすめの人気店はたくさんあります。上手に情報収集すれば、食べるチャンスは巡ってきます。
滋養が高くふっくらホロホロの青うなぎを食べて、身も心も元気になりましょう。