焼いて食べるチーズ「カチョカバロ」!食べ方やおすすめカチョカバロを紹介
チーズグルメが増えている昨今では、珍しいチーズにも注目が集まっています。中でも、カチョカバロチーズというチーズの人気が高まっているのです。そこで、今回はカチョカバロチーズのおすすめの食べ方や人気商品などを、紹介していきたいと思います。
目次
焼くと美味しくなる「カチョカバロチーズ」を紹介!
皆さんは、ひょうたんのような独特の形をした美味しいチーズカチョカバロチーズをご存知でしょうか?焼くことで旨味がより強くなるこのチーズは、日本でも幅広い年齢層からの人気を集めています。
今回は、そんなカチョカバロチーズのおすすめの食べ方や、人気カチョカバロチーズ商品について、詳しく取り上げていきましょう。
カチョカバロとはどんなチーズ?
カチョカバロチーズというチーズを始めて知ったという人もいるでしょう。そこで、以下ではカチョカバロチーズの基本知識を紹介したいと思います。
人気チーズとして注目を浴びているカチョカバロチーズに興味がある人は、ぜひしっかり確認してみてください。
イタリアで作られたチーズ
カチョカバロチーズは、グルメの街イタリアの南の都市ナポリで生まれたハードタイプのチーズです。「カチョ」とはイタリア語でチーズを意味します。また、「」カバロとは馬という意味のイタリア語なのです。
カチョカバロチーズは元々馬の乳から作られていたことや、熟成させるために吊るしている様子が馬の鞍を連想させることなどから、馬のチーズと呼ばれるようになったのです。
カチョカバロチーズは、お湯の中でしっかり練り上げてから小分けにし、天日干しして作られます。製造方法はモッツァレラチーズと似通っているのです。
日本では花畑牧場で話題に
カチョカバロチーズは、主にヨーロッパ地方で古代1世紀から製造されていたという記録があります。現在も南イタリアにはチーズを作っているチーズ工房が多くあり、カチョカバロチーズは古くからヨーロッパ地域で愛され続けているのです。
日本では、タレント兼実業家の田中義剛さんが営業している人気店「花畑牧場」で発売されたことで、カチョカバロチーズの知名度が飛躍的に上がりました。現在では、特に酪農が盛んな北海道内で、様々な種類のカチョカバロチーズが生産されています。
カチョカバロチーズの美味しい食べ方を紹介!
カチョカバロチーズを食べ慣れていない人は、どのように食べるべきか迷ってしまうでしょう。そこで、以下ではカチョカバロチーズをより美味しくする、おすすめの食べ方をいくつか見ていきたいと思います。
カチョカバロチーズの食べ方を工夫して、より美味しく食べたいという人は、ぜひ以下の食べ方を真似してみてください。
そのまま食べる
カチョカバロチーズはハードタイプですが、癖が無く老若男女が楽しめるチーズです。そのため、あえて最初はそのまま食べてみることをおすすめします。
そのままの状態でも、旨味を強く感じるミルキーさを十分楽しめるのです。お酒にもよくマッチするので、手軽なおつまみにもおすすめのチーズと言えるでしょう。
そのまま食べる時にも少しアレンジしたい場合は、シロップやハチミツなどをかけてみることをおすすめします。濃厚で癖の無いカチョカバロチーズは、スイーツ感覚でも十分楽しめるでしょう。
焼いて食べる
カチョカバロチーズは、焼いて食べるとより美味しさが増す人気チーズです。あえて少し表面を強めに焼き上げることで、カリカリとした触感と柔らかくまろやかな食感を同時に楽しむことができます。
カチョカバロチーズが美味しくなる焼き方を紹介!
カチョカバロチーズは、適切な焼き方をすることでより美味しく仕上がります。そこで、以下ではカチョカバロチーズの美味しさを倍増させるおすすめの焼き方も、細かく紹介しましょう。
厚切りの一口サイズにカットする
カチョカバロチーズは溶けやすいので、薄めにスライスしてしまうと焼いている時に全体が溶け切ってしまうこともあります。約1.5cmほど少し厚めにスライスすることで、チーズのモチモチした食感も十分楽しめるようになるのです。
また、予め一口サイズにカットしておくことで、より食べやすくもなります。
フライパンで焼く
カチョカバロチーズは、フライパンで焼くと均一に熱が通り、より美味しく焼き上がります。オリーブオイルを少量を引き、両面を片面につき1分ずつ焼くようにしましょう。少し焦げ目をつけることで、クリスピー感も楽しめます。
薄くスライスするのもおすすめ!
しっかり焼けたチーズのサクサク感が好きという人には、あえて薄めにスライスして焼き上げるという方法をおすすめします。薄めにしてからしっかり焼くことで、チーズが溶けてせんべい状になるのです。
チーズスナックのように手軽に食べられる状態になるので、おやつやおつまみ用に焼いておいても良いでしょう。
カチョカバロチーズを焼く時に失敗しないためのコツは?
カチョカバロチーズを焼く時に、失敗してしまうと気分も盛り下がってしまうでしょう。カチョカバロチーズ焼きを成功させるためには、しっかり予熱したフライパンにチーズを入れることがポイントになります。
また、チーズを焼き始めたら、菜箸やフライ返しなどでチーズを上から押さえることもコツと言えるでしょう。このようにすることで、チーズの表面が固く焼き固まるだけでなく、内部がとろりとした半生の状態にすることができます。
日本で購入できるおすすめのカチョカバロチーズ4選!
日本でも人気が高まっているカチョカバロチーズは、様々な場所で手軽に購入できます。以下では、日本で入手できるカチョカバロチーズの中でも、特におすすめできる商品を4つ詳しく取り上げていきましょう。
カチョカバロチーズのおすすめ商品が気になる人は、ぜひ注目してみてください。
一番人気の商品!「花畑牧場 カチョカバロ」
花畑牧場の「カチョカバロ」は、日本にカチョカバロチーズを浸透させた人気おすすめ商品です。直営の牧場で育った乳牛の新鮮な生乳だけを使い、手間暇かけて製造されたこの商品は、全国のチーズ好きを魅了し続けています。
2009年に開催された全国規模のナチュラルチーズ品評会で、ブランプリに選ばれたこともあるおすすめチーズです。花畑牧場のネット通販サイトでも購入できるので、気になる人はぜひ実食してみてください。
値段 | 約1,000円 |
内容量 | 180g |
一口サイズが嬉しい「夢民舎 カチョカバロ ピッコロ」
全国初のチーズ工場ができた町、北海道安平町で約40年間チーズだけにこだわってきた夢民舎のカチョカバロチーズ「ピッコロ」も、人気の高いおすすめチーズです。北海道産の牛乳から作られた濃厚なカチョカバロチーズは小ぶりで、食べやすいと人気を集めています。
長い串に刺して炙ることで、よりその美味しさを感じることができるでしょう。キャンプに持っていく食材にもおすすめです。ネットから購入できます。
値段 | 680円 |
内容量 | 150g |
安くて美味しい「牧家 カチョカバロチーズ」
北海道伊達市内で、広大な牧場も運営している牧家のカチョカバロチーズも、チーズファンにはぜひおすすめしたい人気商品です。自由に放牧されている健康的な牛たちから取れる牛乳を原料としているため、チーズの旨味がより増しているのです。
また、この牧家のカチョカバロチーズは200gと大容量で約900円とリーズナブルなことでも、注目を集めています。カチョカバロは価格が気になって購入できないという人は、ぜひこの牧家のカチョカバロを選んでみてください。
値段 | 928円 |
内容量 | 200g |
手に入れやすい「カルディ 北海道カチョカバロ プレーン」
全国展開している人気輸入食品店「カルディ」のカチョカバロチーズは、特に入手しやすいと人気のおすすめ商品です。
北海道の栄養たっぷりの牧草と水で育った牛の乳から作ったカルディのカチョカバロチーズは、もっちり食感とミルキーな味わいをしっかり楽しめると注目されています。カチョカバロを試してみたいという人には、特におすすめできる商品でしょう。
値段 | 615円 |
内容量 | 100g |
イタリア原産のおすすめチーズ
古代からチーズ作りを盛んに行ってきたイタリアでは、カチョカバロチーズ以外にも多くの美味しいチーズが存在しています。最近では日本でもチーズ専門店が増えているため、イタリアのチーズに興味があるという人も多くいるでしょう。
そこで、以下では日本でも人気のイタリア原産チーズを、いくつか紹介していきたいと思います。チーズにこだわってみたいという人は、ぜひ以下のおすすめイタリア産チーズに挑戦してみてください。
羊の乳から作られたペコリーノチーズ
ペコリーノチーズは、日本でもよく使われている人気チーズです。イタリアの南部と中部で生まれたチーズであり、羊の乳を原料としています。メスの羊を意味するイタリア語「ペコーラ」から、独特の名前が付きました。
古代ローマ時代から愛されてたチーズで、元々は遠征する軍人が食べる保存食として製造されました。そのため、少し塩分が強めのハードタイプチーズとなっています。
イタリアのトスカーノ地方とロマーノ地方で特に多く生産されており、トスカーナのペコリーノチーズの方が塩味が薄く、マイルドな仕上がりになっているのです。また、爽やかな後味はペコリーノチーズの最大の特徴と言えるでしょう。
食べやすいグラナ・パダーノチーズ
イタリアの中部と北部で主に生産されているグラナ・パダーノチーズも、世界規模で人気の高いおすすめチーズです。数カ月から約2年もの間熟成させるハードタイプのチーズで、脱脂した生乳を原料としています。
イタリアのアドリア海に注ぐポー河の流域に当る「パダーノ平野」と、粒や粉を意味する「グラナ」というイタリア語から名前が付けられました。
パルミジャーノ・レッジャーノチーズとよく似ていますが、比較的熟成させる期間が短いため、より優しく食べやすい味わいに仕上がっています。また、価格も手頃なので、イタリアの一般家庭でもよく食べられるようです。
さっぱりした風味のプロヴォローネ
カチョカバロチーズと同じく、イタリアのナポリで生まれたセミハードタイプのチーズ「プロヴォローネ」も、おすすめの人気チーズです。
子牛の胃から抽出する凝固成分レンネットを使った「ドルチェ」と、子羊のレンネットを使った「ピッカンテ」の2種類があります。ドルチェタイプはマイルドな風味が強く、ピッカンテタイプは少し酸味のある風味になっているのです。
作り方もカチョカバロチーズとそっくりなチーズですが、より弾力があり爽やかな味わいに仕上がっています。さっぱりしたチーズが好きな人には、特におすすめできるチーズでしょう。
歴史ある美味しいアジアーゴチーズ
イタリアの北部にある小さな村「アジアーゴ村」で生まれたアジア―ゴチーズも、おすすめの味わい深いチーズです。13世紀から作られ続けている歴史の長いチーズで、元々は村でよく採れた羊の乳から製造されていました。
現在は牛乳を原料としていますが、伝統的な製法は今も村で受け継がれているのです。1年ほど熟成させるハードタイプのチーズで、温かみのあるクリーム色をしています。
また、癖が無く子供でも食べやすいチーズなので、日本人にも人気です。ハチミツやメープルシロップなどをかけて、スイーツとしても食べることができるでしょう。スイーツ系チーズが好きという人は、ぜひ試してみてください。
美味しいカチョカバロチーズを食べてみよう!
今回は、イタリヤナポリ生まれの美味しいカチョカバロチーズを詳しく調査しました。カチョカバロチーズに興味が湧いてきたという人は、ぜひ今回紹介したおすすめの食べ方で食べてみてください。
また、カチョカバロチーズが好きという人には、今回取り上げた商品を食べ比べてみることをおすすめします。