リンツの量り売りの値段は?買い方やアウトレット・コストコとの違いを紹介
世界的人気を誇るスイスのチョコレートブランド・リンツの直営店舗では、量り売り形式でチョコを購入できます。リンツのチョコレート商品の量り売りの値段や買い方、おすすめのフレーバーの種類、激安店コストコとの違いなどをまとめてみました。
目次
リンツの量り売りについて紹介!
LINDT(リンツ)は、スイスに拠点を置くチョコレートメーカーです。1845年の創業から約170年もの歴史を誇る老舗であり、世界的チョコレートブランドとして人気を博しています。
厳選した高品質のカカオ豆を独自製法によって焙煎し、「チョコレート=硬い食べ物」という既存の常識を打ち破るとろける食感を確立。1949年に発売された一口サイズの「LINDOR(リンドール)」は、リンツの看板商品となっています。
リンツの直営カフェやアウトレット店などでは、リンドールチョコを「Pick&Mix(ピック&ミックス)」方式で販売しています。
Pick&Mixとは、日本語に訳すと「量り売り」のことです。様々なフレーバーのリンドールチョコを好きなだけ袋に詰め、その分量で値段が決まる便利なシステムになっています。
そこで今回は、リンツの量り売りの魅力やフレーバーの種類、他の販売店との違いなどをまとめてみました。チョコレートが好きな方は、ぜひ参考にしてください。
リンツのチョコ量り売りの魅力
リンツのチョコレート商品を量り売り方式で買える最大のメリットは、いろいろなフレーバーをバランスよく購入できる点にあります。
リンドールだけでも全部で20種類以上のフレーバーがあり、約40種類の量り売り対象商品を自分用やプレゼント用など様々なシーンで活用できます。
好きなフレーバーを集中的に買うもよし。まだ食べたことのないフレーバーをお試し感覚で買うもよし。パッケージ単位ではなく、自分の都合に合わせて商品ラインナップを決定できる柔軟性が大好評です。
リンツの量り売りしている店舗や値段は?
リンツのチョコレート製品は、カルディコーヒーファームや成城石井など多くのショップで取り扱われています。
しかし、リンツのチョコの量り売りは、直営店限定のサービスです。他の取扱店ではパッケージ単位でしか購入できないので、量り売り目的の場合は直営店に足を運んでください。
ここでは、各リンツ直営店での量り売りチョコの値段の違いを見ていきましょう。
運営会社名 | LINDT & SPRUNGLI JAPAN 株式会社 (リンツ&シュプルングリージャパン株式会社) |
本社所在地 | 東京都港区南青山3-13-18 313南青山3階 |
アクセス | 銀座線・表参道駅から徒歩1分 |
電話番号 | 0120-313-045 |
公式URL |
直営店(アウトレット以外)の場合
デパートなどに出店している直営のリンツ ショコラ カフェでは、ドリンクを飲むだけでなくチョコレート商品も量り売りで購入可能です。
100g(8~9個)あたり781円(税込み)の値段で販売されており、分量に応じて最終的な購入価格が変動します。
リンドールは高級チョコなので比較的値段は高めですが、味のクオリティーは抜群です。
100gあたりの値段 | 1粒あたりの値段 |
781円 | およそ97円 |
アウトレットの場合
流通コストを省いてリンツの商品を大量販売しているアウトレット店の場合、他の直営店よりも安い値段で量り売り商品を購入できるメリットがあります。
カゴに詰めたチョコの分量が多いほど割引率が上がり、500g以上買えば最大25%オフに。まとめ買いするなら、断然アウトレット店がおすすめです。
100gあたりの値段 | 1粒あたりの値段 |
742円 | およそ92円 |
リンツのチョコ量り売りの買い方
リンツの量り売りチョコの買い方は非常に簡単です。まずは、チョコレート商品を詰める袋を店内で貰いましょう。袋には簡素な無料版(S・M・L)とオシャレな有料版(S・M)があり、好きな方を選べます。
店頭に置かれている大量のチョコレート商品の中から欲しいものを好きなだけ袋に詰めたら、会計レジに持っていきましょう。
店員さんが重さを量った後、提示された料金を支払えば購入完了です。自分のペースで買い物を楽しんでください。
リンツの量り売りチョコでおすすめの種類5選
直営のカフェやアウトレット店には非常にたくさんのリンツブランドチョコレート商品があるため、どれを買えば良いのか迷ってしまうことでしょう。
ここでは、リンドールのおすすめフレーバー5種類を紹介していきます。初めてリンツのチョコを購入する際には、これらの商品をチェックしてみてください。
1.定番の人気フレーバー「ミルク」
リンドール ミルクは、最も人気のある定番フレーバーです。キラキラ輝く赤い袋を開けると、中から美しいチョコレートの塊が出てきます。
頬張ると、ミルクチョコレートのシェルとフィリングの滑らかな食感が口の中いっぱいに拡散。上品で優しい口当たりに、身も心もとろけるような幸福感を味わえることでしょう。
2.抹茶好きにおすすめ!「抹茶」
リンドール 抹茶は、2018年9月に発売された日本版のフレーバーです。緑色の袋を開けると、白緑色のチョコレートが出てきます。
内側に抹茶テイストのフィリング。表面をホワイトチョコレートでコーティング。ミルク味より若干甘さが抑えられているものの、素の抹茶ほど苦くはありません。大人向けのマイルドな味と言えるでしょう。
3.クッキーアンドクリームのような味わい「ストラッチアテラ」
リンドール ストラッチアテラは、イタリアのチョコチップ入りバニラジェラート・ストラッチアテラをイメージして作られたフレーバーです。
ホワイトチョコレートのシェルの中に、カカオマス片が散りばめられている贅沢な製品。チョコの甘味とカカオ片の苦味が絶妙なバランスで混じり合い、高級感を醸し出しています。
4.見た目もかわいい「ストロベリーアンドクリーム」
リンドール ストロベリー&クリームは、チョコ好きの女性の間で絶大な人気を誇っているフレーバーです。
ピンク色の袋を開けると、綺麗な桃色の球体が出現。ストロベリーパウダーを練り込ませたホワイトチョコレートのシェルを、色鮮やかなストロベリークリームでコーティングしています。
甘くておいしいだけでなく、見た目も非常にキュート。恋人はもちろんのこと、女性の友人・知人へのプレゼントにおすすめです。
5.甘さ控えめ!「ダーク」
リンドール ダークは、甘さが強調されている他の種類と違い、程よくビターな味わいに仕上がっているフレーバーです。
青色の袋を開けると、焦げ茶色の塊が出てきます。フィリングチョコレートの上をダークチョコレートでカバー。甘いだけではないクールなほろ苦さが実現されています。
しかし、苦味もバランス良く抑えられているため、「ダークチョコは苦すぎて嫌」という方でも安心して食べられます。プレゼントすれば、年配の男性の方にも喜ばれることでしょう。
リンツの量り売りはラッピングしてもらえる?
リンツの直営カフェやアウトレット店でチョコレートを量り売りで購入する際に気になるのは、ラッピング対応の可否ではないでしょうか。
バレンタインデーなどのイベントで恋人や友人・知人にチョコレートを贈る際、リンドールの小袋をそのまま渡すのは何とも味気ないものです。出来れば、きれいなラッピング装飾を付けた状態でプレゼントしましょう。
リンツの量り売りコーナーには無料の袋と有料の袋があり、有料の袋がラッピング用になっています。ラッピング専用袋の値段は、一袋数十円程度。店舗によっては、有料オプションとしてメッセージカードを付けられる所もあります。
贈答品のコストを安く抑えたい方は、量り売り時に無料袋で購入して、後で自分で個別にラッピングすると良いでしょう。
100円ショップ等で売られているオシャレな袋にチョコレートを詰めてリボンを付けるだけでも、断然見栄えが違います。贈り相手の好みに合わせて、デコレーションを工夫してみてください。
リンツの量り売り(直営・アウトレット)とコストコの違いは?
アメリカ発の会員制倉庫型小売店・コストコでも、リンツのリンドールチョコが販売されています。コストコは入荷商品をそのまま陳列することで管理コストを抑えているディスカウントストアであり、リンツのチョコレート商品を安く買いたい方におすすめです。
ただし、リンツの直営カフェ・アウトレット店とは違い、コストコは量り売りに対応していません。パッケージタイプの販売となります。
他にも、リンツの直営店とコストコとでは様々な違いがあります。ここでは、リンツの直営店とコストコとの販売手法の違いについて見ていきましょう。
運営会社名 | コストコホールセールジャパン株式会社 |
本社所在地 | 神奈川県川崎市川崎区池上新町3-1-4 5階 |
アクセス | 川崎大師駅から徒歩約30分 |
電話番号 | 044-281-2600 |
公式URL |
値段の違い
リンツの直営カフェ・アウトレット店とコストコとの一つ目の違いは、商品の値段です。
ブランド価格が加味されるため、リンツの直営店では100gあたり約800円と比較的高い値段でチョコレート商品が量り売りで販売されています。
その点、コストコでは600gパッケージを約1,600円で購入可能です。全国に約30店舗しかコストコ倉庫店が無いのが難点ですが、直営店の約3分の1の値段で買えるのは激安店ならではの魅力と言えるでしょう。
100gあたりの値段 | 1粒あたりの値段 | |
量り売り(直営店) | 781円 | およそ97円 |
量り売り(アウトレット) | 742円 | およそ92円 |
コストコ | およそ266円 | およそ33円 |
原産国の違い
リンツの直営カフェ・アウトレット店とコストコとの二つ目の違いは、原産国です。
リンツは世界各国に生産工場を持っており、直営店では本場スイス産のチョコレート商品が販売されています。
一方、コストコで売られているリンドールは、海外工場で作られたイタリア産・アメリカ産の商品です。スイス国外で製造されているからといって、品質に問題があるわけではありません。むしろ、ブランド品ではない分、販売価格を安く抑えられるメリットがあります。
味の違い
リンツの直営カフェ・アウトレット店とコストコとの三つ目の違いは、味の品質です。
本場スイスの工場では温度管理などの生産工程基準が厳しく設定されており、口の中でとろけるような滑らかな食感が実現されています。
一方、海外工場ではレシピは同じであるものの、生産工程基準はやや緩めです。リンツ直営店のチョコレートと比べると、味のクオリティーは若干落ちます。しかし、十分においしいと感じるレベルであり、一般の消費者が気にするレベルではないでしょう。
リンツ(直営・アウトレット)とコストコ、どちらで買うべき?
コストコがリンツのチョコレート商品を安く販売できる理由の一つは、中間業者を挟まない独自の卸売り形態の営業スタイルです。物流・管理コストを徹底的に削減することで、他店では真似できないほどの激安販売を可能にしています。
そしてもう一つの理由が、会員制を導入していることです。コストコで買い物するためには、基本的に会員登録を行う必要があります。
ゴールドスターメンバー(個人用)の年会費は4,400円(税抜)、ビジネスメンバー(法人・事業主用)の年会費は3,850円(税抜)と、決して安くはありません。
近所にコストコの倉庫店があり、頻繁に買い物に行くならコストコの方がお得です。しかし、わざわざリンツのリンドールを買うためだけにコストコの会員になるのは非経済的です。
量り売りを利用して自分の欲しい分量だけ購入できるのも、リンツ直営店ならではのメリット。どちらが自分に合っているか、よく考えて購入場所を決めましょう。
リンツを量り売りで購入してみよう
今回は、リンツのチョコレート商品を量り売りで購入するメリットや、コストコで買う場合との違いなどを紹介いたしました。
リンツのチョコは世界的人気ブランドであり、他人への贈答品としても非常に重宝します。興味のある方は、直営店の量り売りサービスを活用してみてはいかがでしょうか。