スープカレーのカロリー!ダイエットにおすすめの食べ方や糖質も紹介
スープカレーはカロリーが低くダイエットにもおすすめと言われています。この記事では、スープカレーのカロリーを紹介しました。ダイエットと効果を高めるおすすめの食べ方や糖質も紹介したので、より低いカロリーで食べたい方はぜひチェックしてください。
目次
スープカレーは太る?気になるカロリーを検証!
スープカレーは美味しいですが、ダイエット中に食べる時にはカロリーが気になるという方もいます。
スープカレーは太るのか、気になるスープカレーのカロリーを検証してみました。ダイエット中の方、スープカレーのカロリーが気になる方はぜひチェックしてみてください。
スープカロリーのカロリーと糖質
スープカロリーのカロリーと糖質を紹介していきます。
スープカレー100gあたりのカロリーは、131キロカロリー前後です。スープカレー1人前のカロリーは、970キロカロリー前後です。思った以上に高いと感じた方も多いかもしれません。
ご飯なしのスープカレーのカロリーは、630キロカロリー前後です。
ご飯なしのスープカレーにすることで、かなりカロリーが抑えることができます。この記事内でも紹介しますが、鶏もも肉の使用を控えてカロリーが低い部位を使用するようにしたり、野菜は揚げずに蒸すことでさらにカロリーを抑えることが可能です。
スープカレー100gあたりのカロリー | 131キロカロリー |
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スープカレー1人前のカロリー | 970キロカロリー |
ご飯なしのスープカレーのカロリー | 630キロカロリー |
スープカレーのカロリーと糖質をカレーライスと比較!
ここからは、スープカレーのカロリーと糖質を、カレーライスと比較していきます。スープカレー100gあたりのカロリーは130キロカロリー前後、スープカレー1人前のカロリーは127キロカロリー、シチューのカロリーは88キロカロリーとなっています。
こうみると、スープカレーのカロリーが一番高いので、カレーライスやシチューよりも太りやすく感じる方も多いです。
ただ、ダイエットに成功するためにはカロリーを気にすることも大事ですが、糖質も気にしなければいけません。
スープカレーの糖質は1.9g、カレーライスの糖質は18.4g、シチューの糖質は3.8gとなっています。
こうしてみると、スープカレーの糖質が一番低く、カレーライスの糖質がかなり多いことがわかります。
スープカレーのカロリー | 130カロリー |
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カレーライスのカロリー | 127キロカロリー |
シチューのカロリー | 88キロカロリー |
スープカレーの糖質 | 1.9g |
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カレーライスの糖質 | 18.4g |
シチューの糖質 | 3.8g |
スープカレーはダイエット効果あり!含まれるスパイスと効能を紹介
実は、スープカレーはダイエット効果があるとされています。この記事では、スープカレーに含まれるスパイスと効能を紹介していきます。
ターメリック
スープカレーには、ターメリックが含まれていることが多いです。ターメリックは、少し「土くささ」を感じさせる独特の香りがあります。さらにはほろ苦い風味をしているターメリックは、黄色く着色するのに使われることも多いスパイスです。
そのため、たくあんを着色する時にもターメリックが使われているのです。カレーパウダーには欠かせないターメリックは、別名で「秋ウコン」と言われています。その名の通り、ターメリックはウコンの根茎を乾燥させたものです。
ターメリックには、「クルクミン」が含まれています。この「クルクミン」が肝臓を刺激して、脂肪の消化を助ける胆汁を分泌させるのです。脂肪を分解して、燃焼させる効果があるため、ターメリックはダイエット中の方におすすめのスパイスとされています。
重要なのはターメリックに含まれているクルクミンに、「脂肪を付きにくくする」効果ではなくて、「すでについている脂肪を減らす働きがある」ということです。そのため、ダイエットを成功させたい方は、ぜひターメリックを摂取するようにしてください。
クミン
クミンは香りの良いスパイスです。カレーの独特のいい匂いは、クミンの香りと言われています。クミンはスパイスの中でも、最も歴史の古いスパイスの1つです。西欧よりも、メキシコ・東南アジア・アフリカ・インドでよく食べられているエスニック料理に欠かせないスパイスなのです。
クミンは、古くから地中海沿岸地域で生育していて、ソーセージ・ミートローフ・チーズのアクセントに使われていて世界中で愛されている香辛料・スパイスです。そんなクミンを、毎日「小さじ1杯」摂取するだけで、ダイエット効果があるということがわかっています。
イランの大学「Shahid Sadoughi University of Medical Science」の研究チームによると、クミンには減量を促して悪玉コレステロールを減らす効果があることがわかりました。さらに、減量を促すだけでなく、嬉しいことに体脂肪まで減らしてくれるのです。
「Shahid Sadoughi University of Medical Science」で行われた実験は、88人の肥満気味女性を被験者としたものでした。88人の肥満気味女性を2つのグループに分けて、3ヶ月間の栄養カウンセリングが実施されました。
一方のグループに、小さじ1杯・3gほどのクミンパウダーを入れたヨーグルトを毎日2回食べるようにさせ、もう一方のグループにはクミンの入っていないヨーグルトを毎日2回食べるようにさせたのです。
その結果、クミンパウダーを入れたヨーグルトを毎日2回食べていたグループは、減量に成功したのです。減量に成功したこともすごいですが、クミンパウダーを入れたヨーグルトを毎日2回食べていたグループは体脂肪がかなり低下したこともわかっています。
クミンの入っていないヨーグルトを毎日2回食べるようにしたグループよりも、小さじ1杯・3gほどのクミンパウダーを入れたヨーグルトを毎日2回食べるようにしたグループは3倍も体脂肪率が低下したのです。
それだけでなく、悪玉コレステロール・中性脂肪も現象し、BMI指数もウエストもしっかりと減少したのです。ダイエットをしたい方は、ぜひクミンを摂取するように心がけてみてください。
ナツメグ
ナツメグは、古くから西欧で大切にされてきたスパイスです。ナツメグは、17世紀初頭から150年間もオランダが独占していたスパイスです。
ナツメグは肉や魚料理の匂い消しや、クッキー・ケーキなどのお菓子にも使われています。味は、ほのかな苦味があり、甘い香りがします。世界4大スパイスにも数えられるナツメグは、代謝をアップさせる効果があります。ナツメグそのものにダイエット効果があるわけではないのですが、代謝をアップさせてくれるため脂肪を燃焼しやすくなっておすすめです。
痩せたいという方は、脂肪を燃焼しやすくするためにナツメグがしっかりと入っているスープカレーを食べると良いでしょう。
クローブ
クローブは、昔から中国・インド・ヨーロッパで薬として重要な役割を果たしてきたスパイスです。大航海時代のポルトガルの航海者・マゼランが求めた憧れのスパイスとも知られています。
クローブは、甘く濃厚な香りがします。そして、味はしびれるような刺激的なものとなっているので、辛いものが苦手な方はクローブがたくさん使われているスープカレーを食べる場合は注意が必要です。
世界4大スパイスに数えられているクローブは、抗酸化作用・抗菌作用・免疫調整・細胞を良い状態に保つという効果効能があります。また、血行促進という効果もあるので、クローブを摂取すると体温を上昇させてくれます。体温が上昇すると血液の流れが良くなって、血行促進となりダイエットにも効果的です。
冷え性の予防にもな李ますし、脂肪を燃焼させてくれる効果もあるので、ダイエットしたい方はクローブを摂取することを意識すると良いでしょう。
ダイエット効果を高めるスープカレーのアレンジ術
ここからは、ダイエット効果を高めるスープカレーのアレンジ術を紹介していきます。
玄米で食べる
ダイエット効果を高めるスープカレーのアレンジ術1つ目は、玄米で食べるというものです。
白米の100グラムあたりのカロリーは168キロカロリーなのですが、玄米の100グラムあたりのカロリーは165キロカロリーとなっていて、少しカロリーを抑えることができます。
ぜひ、白米から玄米に切り替えてみてください。
鶏肉の部位を工夫する
ダイエット効果を高めるスープカレーのアレンジ術2つ目は、鶏肉の部位を工夫するというものです。
一番カロリーが低い鶏肉の部位は、鶏むね肉(皮なし)です。鶏むね肉(皮なし)の100グラムあたりのカロリーは、116キロカロリーとなっています。次にカロリーが低い鶏肉の部位は、鶏もも肉(皮なし)です。鶏もも肉(皮なし)の100グラムあたりのカロリーは、127キロカロリーです。
鶏むね肉(皮つき)の100グラムあたりのカロリーが145キロカロリー、鶏もも肉(皮つき)の100グラムあたりのカロリーが204キロカロリーとなっています。ぜひ、参考にしてみてください。
野菜は揚げずに蒸す
ダイエット効果を高めるスープカレーのアレンジ術3つ目は、野菜は揚げずに蒸すというものです。
スープカレーでは素揚げの野菜を使用することがかなり多くなっています。ただ、油で揚げてしまうと、焼き調理・茹で調理・蒸し調理と比べてカロリーが高くなってしまうので注意が必要です。
ダイエット中には、ぜひ野菜を揚げたものではなく、蒸し調理・茹で調理をした野菜をスープカレーに入れてカロリーを押さえてみてください。
ダイエットにおすすめのスープカレーの食べ方
ここからは、ダイエットにおすすめのスープカレーの食べ方を紹介していきます。
夜は食べない
ダイエットにおすすめのスープカレーの食べ方1つ目は、夜は食べないというものです。夜にスープカレーを食べてしまうと、夜ごはんを食べてから寝るまでの間しか脂肪を燃焼することができません。
ただ、例えば朝にスープカレーを食べれば、日中の時間帯を脂肪を燃焼させるダイエットの時間に使うことができます。スープカレーは脂肪を燃焼させる効果効能のあるスパイスがたくさん含まれているので、ぜひ朝食べてみてください。
脂肪燃焼効果のあるドリンクを選ぶ
ダイエットにおすすめのスープカレーの食べ方2つ目は、脂肪燃焼効果のあるドリンクを選ぶというものです。
脂肪燃焼効果のあるおすすめのドリンクは、緑茶です。緑茶に含まれている「カテキン」はポリフェノールの仲間で、カテキンにも脂肪を燃焼させる効果があることが知られています。
また、緑茶はカロリーも低いので、ダイエット中にもおすすめです。ぜひ、スープカレーを食べているときは緑茶を飲んでください。
食べすぎに注意する
ダイエットにおすすめのスープカレーの食べ方3つ目は、食べすぎに注意する というものです。
どんなに脂肪を燃焼させる効果・効能があるものでも、食べ過ぎてしまってはダイエットすることは難しいです。スープカレーを食べる場合でも、食べすぎにはしっかりと注意しましょう。
もし、スープカレーを自分で作るのであれば、あまり大量に大鍋で作ったりしないことをおすすめします。大量に作ってしまうと、やはり多く食べてしまうことが多いです。食べない分は、さっさと保存してしまうようにしましょう。
スープカレーはアレンジで低カロリーにできる!
スープカレーのカロリーや、ダイエットにおすすめの食べ方・糖質も紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
スープカレーにはダイエット効果があるスパイスがたくさん含まれています。脂肪を燃焼させてくれるものや、体脂肪を低下させてくれるもの、血流を良くしてくれるものなど、嬉しい効果があるスパイスばかりです。
スープカレーはアレンジで低カロリーにすることができます。白米を玄米に変えたり、鶏肉をカロリーが低い部位に効果するという方法があります。ぜひ、ダイエットを成功させたい方は、ダイエットに効果的なスパイスがたくさん入ったスープカレーを食べてみてください。