業務スーパーのオリーブオイル!値段・品質・種類や偽物の噂も検証
業務スーパーの人気商品といえば、オリーブオイル。しかし、安くて大容量であるがゆえに品質を疑う人もおり、「偽物では」という噂もあります。そこでこの記事では業務スーパーのオリーブオイルについて値段・品質・種類や偽物の噂など、詳しくご紹介します。
目次
業務スーパーのオリーブオイルを紹介!
世界各国からあらゆる食材を輸入している「業務スーパー」では、オリーブオイルが人気です。
種類豊富でしかも安いと話題ですが、一方で、「業務スーパーのオリーブオイルは偽物なのでは?」など悪い噂もあります。
そこでこの記事では、業務スーパーのオリーブオイルの値段・品質・種類についてはもちろん、「偽物?」との噂についても検証します。
そもそもオリーブオイルとは?
「オリーブオイル」は、業務スーパーに数多くある商品の中でもトップクラスの人気商品ですが、そもそもオリーブオイルとはどのようなものなのでしょうか。
まずは、オリーブオイルの基礎知識からご紹介します。
主な4つの分類
オリーブオイルは、オリーブの果実から獲れるオイル。ですから、オリーブオイルの味を表すときには「フルーティー」や「フレッシュ」などの言葉が使われます。
さて、オリーブオイルは、製法によって4つの種類に分けられます。オリーブオイルがよく用いられるイタリアでは、オリーブオイルの分類が法律で決められているのだとか。
製法によって、オリーブオイルの味や香りは全く異なったものとなり、合う食材や料理の用途などが違います。
ここでは、オリーブオイルの4つの分類についてご紹介します。
バージンオリーブオイル
「バージンオイル」とは、オリーブの果汁をろ過しただけの天然のオリーブオイルのこと。
化学的な処理を一切行っていないピュアなものなのでフルーティーでフレッシュな風味と味わいが特徴です。
エクストラバージンオリーブオイル
エクストラバージンオリーブオイルは、バージンオイルの一種。
バージンオイルにはいくつかの種類がありますが、中でも最も高品質で、フルーティーな味わいが強いことが特徴とされています。
サラダやパスタ、パン用オイルなど、そのまま食べるためのオイルとして重宝されています。
ピュアオリーブオイル
ピュアオリーブオイルとは、精製されたオリーブオイルとバージンオイルを混ぜ合わせたもののこと。
エクストラバージンオイルなどに比べると風味は劣り、その分価格も下がります。主に調理に使われるオイルです。
オリーブポマスオイル
オリーブポマースオイルもまた、バージンオイルと精製オリーブオイルを混ぜ合わせたものです。
食用オリーブオイルの中で最も低品質であり、調理などに使われます。価格も安いので、炒め物や揚げ物など、日常の料理に積極的にオリーブオイルを取り入れたいという人におすすめです。
業務スーパーのオリーブオイルは偽物?!噂の真相は?
業務スーパーのオリーブオイルは、他のお店に比べると安いがゆえに「偽物なのでは?」とか「本当に原材料にオリーブを使っているの?」などと、悪い噂がささやかれています。
果たして、業務スーパーのオリーブオイルは本当に偽物なのか、噂について検証します。
業務スーパーのオリーブオイルは本物!
結論から言うと、業務スーパーのオリーブオイルはまぎれもなく本物です!
業務スーパーでは、独自の厳しい基準をクリアした商品しか取り扱っておらず、業務スーパーで取り扱われているオリーブオイルはすべてそれらを潜り抜けた精鋭たち。
ですから、偽物が混じっているということはありません。
産地や収穫時期によって風味が変わる
オリーブオイルは、原料であるオリーブの産地や収穫の時期によって味が変わります。
たとえば、同じ「人」であっても、アメリカ人と日本人では見た目も言語も習慣も全く違いますよね。
オリーブも同じで、産地よって味に個性があるのです。
また、製造された時期が違えば、若干風味が変わるというのはよくあること。
「本当にをオリーブを使っているの?」「偽物では?」という噂が立つようになったのは、もしかすると、若干の味のばらつきを感じた人がいることが原因かもしれません。
業務スーパーで買えるオリーブオイルを紹介!
それでは、業務スーパーで購入することのできるオリーブオイルをご紹介します。
それぞれのオリーブオイルの値段や内容量、生産国なども合わせて記載するので、ぜひお買い物の参考にしてください。
お手頃価格の人気商品「オリーブポマスオイル」
「オリーブポマスオイル」は、お手頃価格の人気商品。たっぷり入っているのにリーズナブルなので、炒め物や揚げ物に、毎日の料理にガンガン使うことができます。
オリーブオイルに初めて挑戦する人にもおすすめです。
商品名 | オリーブポマスオイル |
---|---|
値段 | 約380円 |
内容量 | 1L |
原産国 | ポルトガル |
安心の高品質「オーガニックエキストラバージンオリーブオイル」
「オーガニックエキストラバージンオリーブオイル」は、オーガニックのオリーブを使用した安心の高品質オイル。
オリーブオイルの分類の中で最も品質が高く、風味が豊かで、サラダにかけたりパンにつけたり、そのまま味わうのに向いています。
「オーガニックエキストラバージンオリーブオイル」は、ヨーロッパに次いでオリーブオイルの生産が盛んな国であるトルコ産です。
商品名 | オーガニックエキストラバージンオリーブオイル |
---|---|
値段 | 約600円 |
内容量 |
910g |
原産国 | トルコ |
ハーブが香る「エキストラバージンオリーブオイル オレガノ入り」
「エキストラバージンオリーブオイル オレガノ入り」は、オリーブの豊かな風味と香りに加え、オレガノというハーブがプラスされたオイル。
オレガノは、欧米では肉や魚の臭みを消すための香辛料として使われ、和名ではハナハッカといいます。
数ある食用ハーブの中でも最も香りが強いといわれ、ほろ苦さをかすかに感じさせるさわやかな香りが特徴です。
イタリア料理のピザには欠かせないハーブで、トマトなどの野菜との相性も抜群。ステーキや生ハムなどともピッタリです。
商品名 | エキストラバージンオリーブオイル オレガノ入り |
---|---|
値段 | 約380円 |
内容量 | 250ml(229g) |
原産国 |
イタリア |
業務スーパーのオリーブオイルの保存方法
業務スーパーのオリーブオイルは、正しい方法で保存することで、いつまでもおいしさを保つことができます。
ここでは、業務スーパーのオリーブオイルを美味しく長持ちさせる保存方法についてご紹介します。
光に触れない場所で保管する
オリーブオイルは、光が苦手です。
直射日光の当たる窓際のようなところに置くと温度が上がってしまい、オリーブオイルの品質劣化が早まってしまいます。
また、蛍光灯などの光でもよくないので、キッチンのパントリースペースや棚の中など、なるべく光の当たらないところに置くようにしましょう。
常温(涼しい場所)で保管する
オリーブオイルは、高温多湿の場所では劣化してしまい、風味や味わいが損なわれてしまいます。
オリーブオイルの保管に最も適しているのは、 15~25度程度の常温。人が「心地いい」と感じる程度が目安です。
冷蔵庫保存は要注意
よく夏場などにオリーブオイルを冷蔵庫で保存する人がいますが、あまりおすすめできません。
なぜなら、オリーブオイルは冷蔵庫保存で固まってしまうことがあるからです。
オリーブオイルは、高品質になるほど0度にならなくても固まってしまいやすいといわれています。
使うたびに冷蔵庫に入れ、終わったらしまう・・・というのを繰り返していると、オリーブオイルが固まったり溶けたりするために、分子中に香りや風味が空気中に逃げてしまうことに。
味や風味が落ちるスピードが早まってしまうのです。
1か月以上や数か月など長く使わないのであれば冷蔵庫保存もありですが、毎日使うなら常温保存がおすすめです。
容器の色も重要なポイント
オリーブオイルは、透明なボトルに入っているものよりも、色付きのボトルに入っているものの方が品質が長く保たれやすいといえます。
オリーブオイルは光や温度で品質が変化しやすいため、影響を受けやすい透明ボトルのものは、保管場所や保存方法に気を付けなければいけません。
一般的に、エキストラバージンオイルなどの高品質なもののボトルには、黒や緑などの色がついていることが多いです。
黒い布で覆ってもOK
家の中にオリーブオイルの保管場所に適したところがないという人は、オリーブオイルの容器を黒い布や紙で覆うといいでしょう。
黒は、色の中で最も光を遮断するので、オリーブオイルに当たる光をさえぎってくれます。
ただし、黒は光による熱を吸収しやすいため、直射日光の当たる場所ではオリーブオイルの温度が上がってしまいます。ですから、直射日光の当たらない風通しのいい場所に置くようにしましょう。
振動の少ない場所で
オリーブオイルは、空気に触れると酸化して品質が落ちてしまいます。
頻繁に使う引き出しの中など振動の多いところに置くと、容器の中でオリーブオイルが揺れて混ぜられ、空気に触れる部分が多くなってしまいます。
オリーブオイルを保管する場所は、なるべく振動の少ないところにすることがおすすめです。
業務スーパーのオリーブオイルおすすめの使い方
業務スーパーのオリーブオイルは、リーズナブルで大容量だからこそ、たっぷり料理に使うことができます。
ここでは、業務スーパーのオリーブオイルの活用例としておすすめの料理をご紹介します。
パスタにあえる
オリーブオイルとパスタの相性は、言うまでもなく抜群です。
オリーブオイルをパスタに絡めることで、パスタの麺同士がくっつきにくくなり食べやすくなります。
オリーブオイルとペーストバジルをたっぷり和えたジェノベーゼパスタもおすすめ。スーパーで売っている生のバジルを細かく刻み、たっぷりのオリーブオイルと一緒に混ぜれば、フレッシュなパスタが完成します!
パンにつける
オリーブオイルをバターの代わりにして、パンにつけて食べるという方法です。
イタリア料理店では、ハード系のパンやフォカッチャなどと一緒にオリーブオイルが提供されます。
オリーブオイルは植物性のオイルなので、バターに比べてヘルシー。さらに、抗酸化作用のあるオレイン酸などの体にいい脂肪酸が豊富なので、健康や美容に気を配っている人にもぜひおすすめです。
エキストラバージンなど、オリーブオイルの風味を存分に感じられるオイルを使うことがおすすめです。
アイスやヨーグルトにかける
オリーブオイルは、アイスやヨーグルトにかけてもおいしく食べることができます。
アイスにかけると、アイスの甘みとオリーブオイルの風味がマッチして、とってもフルーティーな味わいに。
ヨーグルトにかければ、ヨーグルトの酸味をやわらげ、濃厚でリッチな味わいを楽しむことができます。
どちらも、お好みでナッツや塩をトッピングするのがおすすめ。アイスもヨーグルトも、市販品とは思えないようなおしゃれなメニューに変わります。
和食との相性も抜群
冷やっこやなすの煮びたし、煮物など、オリーブオイルは和食のアクセントにもピッタリ。
オリーブオイルは植物由来なので、あっさりヘルシーな和食との相性がいいのです。
他にもお味噌汁やお吸い物に入れたり、鰹節をかけた白飯にオリーブオイルと醤油をかけたり、いろいろな味の楽しみ方ができます。
使いにくいと思われがちなオリーブオイルは、意外にもいろいろな和食と合わせて使うことができるので便利。
醤油やポン酢などの調味料と同じような感覚で取り入れることができます。
業務スーパーのお得なオリーブオイルを活用しよう!
業務スーパーのオリーブオイルは、安くてたくさん入っている、コスパのいい人気商品です。
品質の高いものから日常で気軽に使えるものなどさまざまなオリーブオイルがあり、用途に合わせて選ぶことができます。
オリーブオイルは、いつもの料理に取り入れるだけで味を格上げしてくれる優れた食材。和食との相性がいいので、家庭料理にも取り入れやすいことがメリットです。
ぜひ業務スーパーでオリーブオイルを手に入れてください。